2022.11.19
第1問 発音・アクセント問題
第2問 文法問題(適語選択)
第3問 語句整序
第4問 正誤問題
第5問 会話問題
第6問 読解問題
の構成であったものが
2020年度より
第1問 文法・語彙
第2問 読解
第3問 読解
の3題に変更されており、読解の文章は以前と同様、第2問が第3問よりも長めの長文で、第3問は短いながらかなりの読解力を必要とする難問です。よって、第2問の得点が合否のカギを握ることになるでしょう。
毎年15問が出題されています。2020・2021年度は平均的な出題ではありましたが、2022年度の第1問の1 that is (つまり)時間があればの話であるが)の「that」を選ぶのはかなり難しいと思われます。5の B. cherrypicked は明らかに大学受験レベルを超えています。文法・語彙について、ハイレベルな問題も触れておく必要があると思われるので、注意が必要です。2020・2021年度と比べると、2022年度は若干難化していますが、大きな変化はないようです。アクセントや整序は読解問題の中で問われていますので、今後もこの両者を独立小問で扱うことはないと思います。
一般的な問題集(頻出英文法・語法問題1000など)の空所補充問題で必要な知識を固めることを徹底しましょう。そのうえで語彙の問題で不安がある人は、東海大学(医学部)の独立小問などを10年分解くのが良いでしょう。
私立大の医学部に特有の医学的話題の出題はありませんので、科学系の話題を幅広く読むとよいでしょう。
また、昭和大学も本格的な記述式の問題に移って間もないので、様々な出題を試みると考えられます。旧帝大レベル(東大・京大・東北大・九大・名古屋大)を除く、地方の国公立大学の過去問の長文問題を解くことがよい対策になるでしょう。
文法問題は、できるだけ時間をかけずに解くことを心がけましょう。読解の問題は、2題中どちらが難しいかは年によって異なると思われます。1パラグラフを読んでみて、どちらから解くかを決めるとよいでしょう。繰り返し読む時間的な余裕はないので、どちらから解くかも合格には重要なカギとなります。一般的に言って、文章が長いほうが、例などが入り、意外と平易なことが多いことがあるので、過去問を解くときにも意識しておくと良いでしょう。
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