2023.01.05
2019年までは、①長文読解総合問題3題、 ②長文空所補充問題1題、③正誤問題1題の計5題の出題でしたが、2020年から①長文読解総合問題3題 、②長文空所補充問題1題、③正誤問題1題に、 ④英作文問題が加わり計6題となりました。
2020年度から英作文問題が加わりましたが、設問数は合計70と変わりません。長文読解総合問題3題の攻略が合否のカギとなるでしょう。
2021年度
[Ⅰ][リーダーシップの研究]
①内容一致(パラグラフ要約を含む) ②語句と同一意味を持つ表現を選択
パラグラフごとの設問であり、同一意味内容選択問題も前後関係から判断できますが、選択肢に難しい単語や解釈が難しい英文があります(レベル)やや難
[Ⅱ][ロボットと感情]
空所補充語句選択(選択式)
前後関係や同一パラグラフの中の類似表現から判断可能(レベル)標準
[Ⅲ][バングラデシュの医療介入]
③ 英文の空所補充箇所選択:総合読解問題(選択式):パラグラフごとの設問であり、同一意味内容選択問題も前後関係から判断できますが、選択肢に難しい単語や解釈が難しいものがあります(レベル)やや難
[Ⅳ]著作権により掲載なし
2022年度に正誤問題の掲載がないが、2019年度・2020年度の正誤問題から類推すると、一部に語法上難しい出題もありますが妥当な出題と思われます(レベル)標準
[Ⅴ][生命倫理教育]
① 内容一致(パラグラフ要約を含む)② 語句と同一意味を持つ表現を選択
[Ⅵ]著作権により掲載なし
2022年度に英作文問題の掲載がありませんが、2020年度の出典や設問から判断すると選択肢間の違いを判断するのが難しい(レベル)やや難
出題内容は、体細胞遺伝子療法・着床前遺伝子診断・生命倫理教育・発展途上国の医療介入など医学部に特有な問題と、表情の異文化間比較・人の音認識・ロボットと感情など理系学部に独特な問題の2つに分かれます。医学的な主題は他の私立大医学部の過去問(杏林大学・聖マリアンナ医科大学・東京医科大学の医学に関する問題)で医学用語が出てくる英文に慣れてください。また理系独特な英文は上智大学など上位校の読解問題を使って練習すると良いでしょう。正誤問題は標準的な出題なので市販の正誤問題の載っている問題集がお勧めです。また、70題を90分で解くので、逐語訳で読む時間はありません。速読に慣れるため1000字前後の理系学部の長文を、時間を限って訳さずに問題を解きながら読む練習をしてください。最初はMARCHクラスの理系の長文から始めると良いでしょう。
正誤問題・英作文問題は、語法や表現の知識で答えられる問題です。問題に知らない知識が含まれていたら、適当なものを選び次に進んで処理してください。読解空所補充問題は例年の出題を見ますと、他の読解総合問題より容易です。先に解くことをお勧めします。残りの3題の読解問題ですが、2022年度の「生命倫理教育」など、主題に馴染みがない抽象的なものが出てきたら、最初のパラグラフだけを答えて、後で解くことにしましょう。そのような読解問題は、どんな受験生でも苦手なものです。他の2題をしっかり解き、途中で終わっても良いくらいの気持ちで最後に解くと良いでしょう。
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